東京ディズニーシーには数多くのアトラクションがあります。
中でも、重厚なバックグラウンドストーリーが話題にもなったタワー・オブ・テラーや、間もなく最新作が公開される、超人気映画『トイ・ストーリー』の世界観を存分に味わえるトイ・ストーリー・マニア！は、混雑時には数時間待ちになる程の人気ぶりです。
その他にもディズニーマニアの間で人気のあるアトラクションはシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジです。
このアトラクションは、俳優の風間俊介さんが『マツコの知らない世界』（TBS）にて、入園から退園までのスケジュールを一例紹介した際に、他のアトラクションを差し置いて予定に組み込むほど、一定の層から強く支持されています。
今回は、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」について紹介していきます！
施設情報
本アトラクションは、前身のシンドバッド・セブンヴォヤッジからリニューアルし、2007年3月29日にオープンしました。
東京ディズニーランドの、イッツ・ア・スモール・ワールドと同じく、小舟に乗りながらオーディオ・アニマトロニクス（※1）を楽しむ「ライド型」のアトラクションです。身長制限はなく、屋内型なので天候にも左右されないため、いつでも誰でも楽しめるアトラクションと言っていいでしょう！
所要時間は10分程度で、一艘に24人（4人×6列）まで乗ることができます。提供は日本通運株式会社です。
※1）世界のディズニーパークで使われる人形の名称。音楽や台詞と連動して、まるで生きているかのような動きを見せることができる。
入り口はどこ？
入り口は、ジャスミンのフライングカーペットからほど近くにあります。
少し奥まった入り口になっているので、建物を目指して歩くことをおすすめします。
人気の秘密①―壮大な音楽は、アラン・メンケンの書き下ろし曲！―
ストーリーは、『千夜一夜物語』がベースとされています。
シンドバッド・セブンヴォヤッジでは、シンドバッドが、自身の航海を邪魔する、多くの試練（敵）を乗り越える物語が語られました。
一方で、リニューアル後のシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジでは、前身では敵だったキャラクターが軒並み仲間となり、愉快な冒険活劇へと変貌しています。
そして、リニューアル後に加えられたのが、アラン・メンケンの書き下ろし曲である『コンパス・オブ・ユア・ハート』です！
アラン・メンケンは、『リトル・マーメイド』を始め、『美女と野獣』『アラジン』『ポカホンタス』でアカデミー賞を受賞し、ディズニールネサンス（第二次黄金期）を築き上げた立役者の一人であり、まさにレジェンドと呼ぶにふさわしい人物です。
「“心のコンパス”を信じて」という強いメッセージが込められたこの曲は、月刊雑誌『ディズニーファン』（講談社）の読者が選ぶ「テーマパーク音楽部門」で常に人気上位に来るほど、ディズニーファンの間で強く支持を受けています。
人気の秘密②―チャンドゥが可愛い！―
同じくリニューアル後に登場したのが、子トラのチャンドゥです。
つぶらな瞳と、オレンジと黒の縞々模様が特徴で、主人であるシンドバッドにとてもなついています。
このようにチャーミングな姿をしていますが、アトラクションの中ではロック鳥の卵を奪おうとする盗賊に果敢に立ち向かう姿も見せています。
また、アラビアンコースト内にあるサルタンズ・オアシスでは、チャンドゥを模した「チキンカリーまん」が売られている他、アグラバーマーケットプレイスにはオリジナルグッズが売られています。
アトラクションで一目惚れしたら、忘れずに寄っていきましょう！
まとめ
いかがでしたか？ディズニーパーク屈指の名曲が使われている点や、可愛らしいキャラクターがいる点など、一度乗ったら病みつきになるアトラクションです！
混雑時の癒しにもなるので、ぜひ乗ってみてください！
