東京ディズニーランドで絶叫系のアトラクションでスリルを味わうのもいいですが、時にはゆっくり歩いて静かなひとときを楽しむのもおすすめです。
パーク内には様々なアトラクションがありますが、その中でも「乗らない」「騒がない」「年齢・身長制限一切なし」という、みんなが楽しめるアトラクションが存在します。
それが、今回紹介する「スイスファミリー・ツリーハウス」、自然に囲まれた立体迷宮が舞台です。
ある一家が遭難先で力強く生きていく姿を描いた同名タイトルの映画が原作となり、舞台設定の通りに作られたアトラクションは、私たちの心を癒してくれます。
今回は、2022年4月1日から休止しているスイスファミリー・ツリーハウスの復活を願って、魅力を余すことなくお伝えしていこうと思います！
「スイスファミリー・ツリーハウス」アトラクションの場所
画像参照：東京ディズニーランド公式サイト内「スイスファミリー・ツリーハウス」より
「スイスファミリー・ツリーハウス」は、パーク内のアドベンチャーランドというエリアの中にあります。
木の柵に囲まれた鬱蒼と茂る森が、道中にあるのをご存知でしょうか？
実は、その森一帯がスイスファミリー・ツリーハウスのアトラクションになっているんです。
場所は、「ジャングルクルーズ：ワイルドライフ・エクスペディション」や「ウエスタンリバー鉄道」などの乗り場の真向かいにあるので、すぐに見つけられます！
入り口がわからない際は、キャストさんに声をかけて聞いてみましょう！
「スイスファミリー・ツリーハウス」アトラクションのストーリー
画像参照：東京ディズニーランド公式サイト内「スイスファミリー・ツリーハウス」より
このアトラクションは、1960年に公開された実写映画「スイスファミリーロビンソン」の世界観をモチーフとした内容になっています。
設置されているパークによっては「ターザン」をモチーフにしている国もあるようですが、日本では無人島へやって来た家族のお話がメインになっているので、ツリーの上も生活感が出ていますね。
簡単に、映画のストーリーをご紹介いたします。
～遭難した家族がたどり着いたのは無人島！～
物語は、ロビンソン一家がオーストラリアへ旅に向かう最中に船が難破してしまうところから始まります。
4人家族のロビンソン一家はなんとか漂流物につかまり、海を漂いながら無人島にたどり着きます。
何もないその島で、ロビンソン一家は生きていくために様々な判断や決断を迫られることになります。
時には喧嘩もしたり、アクシデントに見舞われることもありましたが、次第に無人島の中央にある大きな木に仕掛けを作り、家族が暮らせるほどの大きなツリーハウスが完成します！
生活にも慣れ、食料や必需品なんかも揃えることができた一家は、ここを「新スイス」とし、新たな生活に胸を躍らせていきます。
しかし、そんな家族の明るさをよそ目に、この無人島に新たなお客様が訪れます。
ロビンソン一家と同じように漂流したそのお客様は、なんと「盗賊」だったのです・・・。
盗賊たちは島を自分たちのアジトにしようと考え、ロビンソン一家が作り上げた様々な物品を横取りしようと企みます。
危険にさらされるロビンソン一家ですが、これまでに蓄えた知恵と勇気、そして機転を利かせた能力を駆使して、盗賊たちと戦うことにするのです。
※この作品は、Disney＋でも配信されています。続きが気になる方は、是非作品をお楽しみください！
ここが楽しい！「スイスファミリー・ツリーハウス」おすすめポイント☆
画像参照：東京ディズニーランド公式サイト内「スイスファミリー・ツリーハウス」より
ここでは、「スイスファミリー・ツリーハウス」のおすすめポイントを紹介していきます！
ロビンソン一家が生活したツリーハウスを疑似体験する散策型アトラクション
大きな木の上に建てられた家のような建物は、様々な道に分岐していて、まるで自然迷宮を探検している気分になってきます。
ただ一本道を歩くだけでなく、時には道から外れた場所に撮影スポットがあったり、休憩ポイントでは木々がざわめく音や鳥の声を楽しむこともできるんです。
前半は昇りが多いアトラクションですが、自然の力もあって、パーク内を歩いて疲れた体でも十分楽しむことができるので、自然を感じたい方は是非登ってみてください！
正月には特に混雑する、日の出を拝める頂上エリア！
普段は待ち時間もほとんどないスイスファミリー・ツリーハウスですが、正月（特に三が日）は混雑する傾向があります。
その理由の１つが、頂上から眺めることのできる日の出の神々しさです。
頂上へ登りきると、日の出は「スペース・マウンテン」の位置から登ってくるのですが、ちょうどその日の出と同じ目線で楽しむことが出来るんです！
もともとパーク内を見わたすことができる有名な撮影スポットですが、日の出が見えるとより素敵な写真が撮れるので、人が多くなってしまうのも無理はありませんね。
「スイスファミリー・ツリーハウス」利用方法
画像参照：東京ディズニーランド公式サイト内「スイスファミリー・ツリーハウス」より
最後に、スイスファミリー・ツリーハウスの利用方法や利用時の注意事項をご説明いたします。
ファストパス制度がなく、待ち時間もない「遊びやすいアトラクション」！
前述の正月シーズンはともかく、通常の営業日の場合、そのほとんどが待ち時間5分～10分という夢のようなアトラクションなんです！
というのも、まっすぐ歩いて進む散策型なので、ゲストの許容人数も多く、回転率はとてもいいという高条件がそろっているからなんです。
その分ファストパスの発券システムも存在しませんので、他のアトラクションのファストパスを発券し、対象の時間まで散策するという遊び方もできますよ！
まとめ
スイスファミリーツリーハウスは「大きな栗の木の下で」・・・ではなく、「大きなスイスの木の下で」～とついつい歌いたくなるようなアトラクションですよね！
歩くことで健康にもつながりますし、世界観を十分楽しむこともできるので、一石二鳥であること間違いなしです！
アトラクション復活を心待ちにして、スイスファミリーツリーハウスの魅力の虜になりましょう！
