1993年にケニー・オルテガ監督が手がけたディズニー映画『ホーカスポーカス』。悪名高い魔女がハチャメチャな騒動を引き起こすホラーコメディ映画は公開から月日が経った今も、色褪せることのない映画の1つだと思います。
そんな映画『ホーカスポーカス』の続編が29年の時を経て、ディズニープラスで独占配信されるのです!9月30日(金)より配信される、ディズニー映画『ホーカスポーカス2』の見どころをご紹介します。
前作を観たことがなくても楽しめる!映画『ホーカスポーカス2』のあらすじ
本作は恐ろしい魔女たちの伝説が残る、アメリカのマサチューセッツ州セイラムが舞台。ハロウィーンの日に現代の女子高生3人が、悪名高い魔女、サンダーソン三姉妹を予期せずに復活させてしまうところから物語が始まります…。
サンダーソン姉妹は夜明けまでに子ども達の精気を吸い取って不死の魂を得るため、秘薬のレシピが書かれた不気味な魔術書を手に入れようとします。その事実を知った女子高生たちは街と子どもたちを守るため、魔女たちに立ち向かっていくのです。
両者、一歩も譲らないハチャメチャなバトルの行方にハラハラしたり、笑ったり…最後まで楽しむことができるファンタジームービーです。
ハロウィーンファンタジーな世界に入り込める映画『ホーカスポーカス2』の見どころは?
映画『ホーカスポーカス2』は私たちが日常では触れ合うことのない”魔女”というファンタジーな世界観でありながらも、子どもだけでなく、大人も心を惹きつけられる面白さがあると感じました。見どころとともに、本作の魅力を紐解いていければと思います。
29年前と変わらないキャスティング
姉妹イチのしっかり者のウィニー役はハリウッドの大女優ベット・ミドラー、美人で天然なサラ役は「セックス・アンド・ザ・シティ」シリーズのサラ・ジェシカ・パーカー、優れた嗅覚で「子どもの匂い」を感知できるメアリー役は『天使にラブソングを…』のキャシー・ナジミーが演じています。
29年前の映画『ホーカスポーカス』と同じ主演のキャスティングに胸が熱くなるとともに、3人が繰り広げる、まるで本物の姉妹かのように息の合ったドタバタ劇に目が離せません。
また、ベット・ミドラーは歌手として活動していることもあり、作品の中で披露される歌に圧巻し、どんどん世界に引き込まれていくように感じます。
前作から引き継がれるホラーコメディ要素
本作に登場するのは人間の目玉のついた不気味な魔術書や黒い炎のロウソク、魔女の元恋人のゾンビなど、ダークでホラーな世界観のものばかりです。しかし、ファンキーな3人の魔女たちによって怖さは半減、むしろ面白くて笑ってしまう、そんなシーンがたくさん盛り込まれています。
ウィニーの話し方はディズニー作品に登場するヴィランそのもので、企みも”悪”…でも、どこかコミカルで明るい魔女に笑顔をもらえる、本作にはそんな魅力があるのです。
永遠の魂と引き換えにする、自分の1番大切なものとは?
不死の魂を得るための呪文に必要なものを揃え、儀式に取り掛かった魔女たちには思いも寄らない現実が待ち受けています。不死の魂を得るためには自分の1番大切なものを生贄にする必要があったのです…。
そこで悪名高い魔女がする決断に「さすがディズニー作品だ…!」と感銘を受け、ある種の安心感を得るのは私だけではないことでしょう。
映画『ホーカスポーカス2』はハロウィーンのこの時期に見るのにもってこいな映画です。一癖も二癖もあり、どこか時代を感じる魔女たちに魅了されてみてはいかがでしょうか。
『ホーカスポーカス 2』
9月30日よりディズニープラスにて独占配信スタート
(C) 2022 Disney